PMUアピアランスケア渋谷ブログ

白斑に医療アートメイクができること

白斑(はくはん)にお悩みの方へ。
白斑を目立たなくする選択肢のひとつとして、アートメイクがあります。
完全に目立たなくすることはできるの?
時間や施術回数は?
色は選べる?
痛みは?

白斑部分へのアートメイクの実際の効果と、よくいただくご質問を合わせてご紹介します。

そもそも白斑『はくはん』ってなに?

白斑とは、皮膚の一部が白くなる病気です。
皮膚のメラニン色素がなくなることによって生じる疾患で、原因は完全には解明されていません。
白斑は部分的に生じたり、だんだん広がったり、大きさや形状も人によって異なります。

白斑の治療方法は、
・ステロイド
・紫外線療法
・植皮
・皮膚培養方法
などがありますが、効果を実感するまでに時間がかかる方も多いです。
『長年治療を行なっても効果が実感できなかった…。』
というお話しも伺います。

今回は白斑に対するアプローチとして、アートメイクも選択肢の一つになることをご紹介します。

※白斑の範囲や部位、治療歴、目指すゴールも人それぞれ違うかと思います。個人に合わせたお話を聞かれたい方は、ぜひ診察だけでもお気軽にお越しくださいね。

アートメイクが白斑にできること

それは白斑部分を『目立たなくする』こと。
アートメイク専用の色素と針を使って、白斑部分の皮膚に細かく着色してきます。

『白斑部分と周りの皮膚の色味を完全に一致させて、どこが白斑部分がわからない状態にする』というのは難しいのが実際です。

・白い部分に色が入る

・白斑部分と周りの皮膚の色の差が減る

・パッと見た時に白斑部分が目立たなくなる

というイメージです。

ご厚意で写真掲載をさせていただいた患者様の症例写真をご紹介します。
完全に肌色が一致しているわけではありませんが、白い部分に色が入ることで、白斑部分が目立たなくなっています。
複数回の施術を行なっています。

白斑部分は、白斑ではない【正常な皮膚】に比べてアートメイクの色素が定着しづらい方が多いです。
1回の施術では、白い部分に薄く肌色が着色します。
複数回の施術を繰り返して、色を濃くしていきます。

施術回数やアフターケアについて

白斑部分は、白斑ではない【正常な皮膚】に比べてアートメイクの色素が定着しづらい方が多いです。
1回の施術では、白い部分に薄く肌色が着色します。
複数回の施術を繰り返して、色を濃くしていきます。


施術間隔を1ヶ月は空ける必要があるため時間がかかります。
施術後1週間程、施術した箇所のアフターケアが大切です。
軟膏を塗布して、部位によっては上からガーゼで保護したり、直接紫外線が当たらないよう気をつけるなど、アフターケアができるタイミングと予定を確認していただくことが必要です。

どの部位が多い?

白斑部分へのアートメイク施術は粘膜以外であれば、基本的にどこでも施術可能です。
首の後ろ、手の指、手の甲、足、お顔…など、一目につきやすい部分にアートメイク施術をされる方が多いです。

施術は痛いの?

痛みを感じる方が多いです。
施術部位によっても痛みの感じ方が大きく変わってきます。

基本的に施術は【表面麻酔】とよばれる、クリーム麻酔を使用します。
もし痛みが強ければ、【局所麻酔】といって注射の麻酔をすることで、施術中の痛みを大幅に和らげることも可能です。

部位によって痛みの感じ方が違うため、カウンセリングの際にも十分にお伝えします。

アートメイクの色素は選べるの?

お肌の色味にあわせて使用する色素を選びます。
多数あるアートメイクの色素の中から、何種類か色素を組み合わせたり、その配合を変えて、細かく微調整しています。

2回目以降の施術では色の定着状態を確認しながら、さらに色素選びを調整しています。

『どんなふうに色がつくのか心配…』という方へ

希望の部位全てを施術するのではなく、一部に色を入れて経過を確認するというプランのご用意もあります。
部分的に入れた色の経過を見て、全体的に着色するかを決めることができるため、色の定着の仕方が心配な方へおすすめです。


白斑部分にアートメイクで着色をして、効果を実感できるようになるまでには複数回の施術が必要となります。
時間や費用が必要となるため、白斑部分のアートメイクを開始する前にゴールの共有を大切にしています。

当院ならではの長年の白斑アートメイク施術実績による経験をふまえてお話しします。
実際に白斑部分を診察させていただくことで、より詳しくアートメイクでできること/できないことや、個人に合わせた治療計画についてお話しもできます。
まずは診察からお待ちしております。

ブログ一覧へ戻る

関連記事